DIYでは、加工や工具の扱い方に関するスキルがあればあるほど、作業が楽に進められます。
裏技のようなちょっとしたコツを知っているだけで、作業効率が随分と違ってくるうえ、何か特定のスキルがあれば取り組める作業は大幅に広がります。
DIYに役立つ情報を考えてみましょう。
塗装の場合
例えば、ご自宅で塗装をしたいと思う場合に大変なのが刷毛やペンキ缶の扱いです。
慣れていないと、こぼしてしまったり思わぬところに付着させてしまったりと、「被害」を大きくしてしまうこともよくあるものです。
それを防ぐため、まずはきれいに道具を扱う必要があります。道具の扱うポイントについて、いくつかコツを押さえておきましょう。
ペンキ缶を開けて刷毛を入れ、実際に塗装を進めていく場合、刷毛のペンキを上手に切っておきたくなります。
そのような場合は、ペンキ缶に大きめの輪ゴムを通して上下にはめておくことで、刷毛を当てて簡単にペンキを落とせるようになります。
缶の縁でとんとんと叩いて落としてもいいのですが、缶が汚れやすいうえに下に垂れてきて周りも汚してしまいがちです。しかし、この方法ならば、輪ゴムで刷毛を叩く場所を作って、しかも周りを汚さないので一石二鳥です。
刷毛やトレイの扱い方
二度塗りをすることもあるでしょう。二度塗りのために一度塗りの乾燥を待っている間、使った刷毛も同じように乾いていってしまいます。
そのため、一度使用してその次を待っている刷毛はジップロップに入れて、冷蔵保管しましょう。これならば刷毛が乾いてしまうことなく二度塗りの時もすぐに使えます。
ペンキが油性の場合、ペンキを入れる用に使ったバケツやトレイは洗わずにそのまま乾かし、完全に乾いてからべりべりと剥がすという方法が楽です。
塗装でよく困るのがどこで洗うかという問題なのですが、あえて洗わずに乾かして、固形にしてから剥がすことで、ゴミにもすぐに出せるため、簡単になるでしょう。
プロの技を真似る
これらはちょっとしたコツですが、DIYにおいて、何らかのスキルがあることで、作業に役立つのは言うまでもありません。
例えば壁をローラーで塗ろうと思った場合、塗装職人は一度にべったりと塗料を置いてしまうのではなく、一度中心となる部分に塗料をある程度置いて、そこから広げるようにローラーを動かしていきます。
壁の塗装はローラー跡が目立ち、下手すると塗る前より汚くなってしまうこともありますが、プロはこの塗料の乗せ方・置き方にいつも気を配っています。
まとめ
今回は塗装を例にいくつか情報をご紹介しましたが、塗装に限らずプロの技を真似ることで少しずつスキルを向上させることができるでしょう。