家族でDIYに取り組めるならば、それが最善と言えます。
子どもたちと一緒にものづくりをするのは、家族にとって絆が深まる貴重な時間になるだけでなく、子どもがものを作りあるいは分解し、自分の手と発想力を駆使して物事の過程を学ぶ時間にもなります。
そんな子どもと一緒に取り組むDIYの例をご紹介します。
インテリアは一緒に作業する定番
子どもと一緒に取り組むDIYで、一番人気があるのはインテリアのようです。インテリアのプチリメイクやちょっとしたデコレーションを、子どもたちと一緒に行うことでDIYを楽しんでいる家庭がたくさんあるようです。
例えば、最近よく見かける黒板を使ったインテリアをDIYするとしましょう。実は黒板を買うのみならず、あの黒板の状態になる塗料が販売されています。
黒板ペイントや黒板塗料と呼ばれますが、壁や一面に塗ることで黒板のようにチョークで自由にお絵かきができるので非常に人気です。
これをDIYで壁一面に塗るとなるとかなり大掛かりな作業になり、ローラーやスプレー塗装なども準備しなければなりませんが、収納に使っているボックスや木箱などに塗るだけでちょっとした黒板スペースが完成します。
黒板塗装
この黒板塗装のメリットは、完成すればお絵かきが自由にできるというだけでなく、材料のすべてを100円ショップで揃えられるということにもあります。
刷毛や黒板ペイント、そして刷毛すらもすべて買い揃えられてしまいます。そのため、始めるのもやり直すのも非常にお手軽であり、範囲を小さくすることによって、子どもたちとも楽しく作業できるものです。
この塗料は、木や紙だけでなくガラス面にも有効で、しっかり乾燥させればがっちりと定着します。入れ物に使用している空き瓶や調味料入れなどの瓶に、いつもと違った雰囲気やおしゃれ感を出すのに非常に便利です。
洋服のリフォーム
洋服の手直しも、子どもと一緒に行える良い題材です。レースを付けたり元々ついていたのと違うボタンを付けたり、端を絞ることでスリムなシルエットにリフォームしたり、裁縫では何でもできます。
こういった作業にあまり馴染みがなければ、どうやって安全に作業するか、何が楽しいかを伝えてあげられるかもしれません。
子どもは好奇心が旺盛ですから、楽しんで作業に取り組むことを教えると、大人でもびっくりするほど上達していく場合があります。
まとめ
今回は例として二つほどケースを取り上げましたが、子どもにも手伝わせてあげられる作業であれば、ぜひ積極的に参加させてください。
実際に手を動かして物を作り上げていく感覚は、その後の対応力や想像力の成長に非常に役立つ良い経験となるでしょう。